東京都三鷹市、在宅介護でミサワホームと連携協定

2024年5月2日 ピックアップニュース3選

東京都三鷹市、在宅介護でミサワホームと連携協定

東京都三鷹市とミサワホーム、ミサワホーム総合研究所(東京・杉並)は1日、在宅介護の
推進で連携協定を締結した。同市が昨年12月に開設した研究拠点「三鷹市福祉Labo
どんぐり山」を通じて、介護が必要となった高齢者が在宅生活を継続するための住宅づく
りで協力する。
福祉Laboどんぐり山は、旧特別養護老人ホームを改修して整備。研究開発・人材育成・
リハビリ支援の3機能を備える。ミサワホームや同総合研究所の社員などが同施設に出向く
などして相互の研究成果などを共有、老後を見据えた住宅の新築や改修に役立てる。
同市の河村孝市長は「私も含めて最期は病院ではなく、自宅で迎えたいという人は多いは
ず」とし、そのための住宅のあり方を研究する必要性を強調。ミサワホームの作尾徹也
社長は「要介護度を下げて元気になる。在宅介護はまさに我々の望むところ」と応じた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC013D70R00C24A5000000/
(日本経済新聞 2024.5.1)

静岡のヤマシタ、中国で介護関連事業加速 新会社が統括

福祉用品レンタルのヤマシタ(静岡県島田市)は中国事業を強化する。3月に上海市に
設けた統括会社を通じて中国内の法整備などの動きに対応し、主要な都市で介護ベッド
や車いすなどのレンタル事業を機動的に立ち上げる。介護人材の派遣や教育といった新
事業も目指し、中国でも高齢化に伴い伸びる介護関連需要を取り込む。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC270IP0X20C24A4000000/
(日本経済新聞 2024.5.1)

テクノロジー導入による生産性向上策。 居宅介護支援もすでにターゲット!?

厚労省の「ヘルスケアスタートアップ(SU)等の振興・支援策検討プロジェクトチーム
(PT)」が示した中間とりまとめ。介護現場が注目したいのは、「介護テック(テクノロ
ジー)」にかかる提言でしょう。ICT等の導入支援補助金の拡充も示される一方、現場と
しては介護報酬との兼ね合いも気になります。
◆生産性向上推進体制加算をどこまで拡大?
2024年度改定では、テクノロジー等の活用によるサービスの質の向上や業務負担の軽減
に向けた取組みを評価する「生産性向上推進体制加算」が誕生しました。対象は、施設
系・居住系・短期入所系・小多機系です。

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